地鎮祭
2018.03.18
3月も末になってしまいました(-_-;)
すいません(-_-;)

今月は比較的に、お暇を頂くことが多くて、来月再来月のことを考えると、
少し不安になってしまいそうでした。_| ̄|○ガーン…

さてさて、気を直して。。。

先日、お世話になっている病院様の新規建物の地鎮祭がございました。
「施工主様、施主様は、簡単にやってね」と言われましたが、
建物を建てるための土地のお祓いとのことでしたので、地鎮祭を行いました。

祭壇一式、神事道具など車に積み、持ち込みということで行ったんですが、
その荷物の量に施主様がびっくりなさっておりました。

風の通り道のようで、神事の最中も吹き飛ばされそうになりましたが、神具が(笑)
私じゃないところがよいところ。笑ってやってくださいね。

四方八方、清めさせて頂きました。

後日、施主様とお話しさせて頂けるときがありまして...
「いやー、神主さん。寒かったけど、丁寧にお祓いしてもらって、業者さんが喜んでいたよ」
と言って頂けたときは、ありがたく思いました。

うちは、どんな神事に対しても、代々、まてい(方言かもしれませんね。真丁寧という
意味です)に行うように、私の師匠である方々から教わってきましたし、これからも
変えるつもりもありません。

それでも、臨機応変に対応はしているつもりではありますが。
いかがでしょうか?お世話になっている施主様、施工主様?

S病院様、これからも末永くよろしくお願い致します。
2018.03.18 15:42 | 固定リンク | ご神事
稲荷祭
2018.02.13
私の住んでいる地域では、個人宅で屋敷神様として、道祖神やお稲荷さんを祀っている
ご家庭がたくさんあります。

一昨日、奉仕させて頂いたお宅では、お稲荷様を祀っていました。
伏見稲荷なのか、笠間稲荷なのか、よくわからないとおっしゃっていましたが、
神棚には、笠間稲荷大神のお札が安置されていました。

稲荷大神といっても、三体の神々様を通称して、稲荷大神さまと呼んでいるので、
そのことをお話しさせて頂きました。

ちょうど、この日は、空は雲にかかり、今にも雪が降りそうな日和でしたが、
ご神事を行い、直会を行い始めると、雲の間から、お日様が出てきて、
最終的には、よい天気になりました。

直会も、ゆっくりとお神酒から飲みはじめて、いろいろなお話をさせて頂いたり、
またお聞きしたりしておりました。

こちらのご家庭では、鳥居がお稲荷さんより低いんです。
その鳥居をどうにかしたいというお話があったので、いろいろ助言させて頂いたり、
また、後日社務所にお越し頂く際には、どんな鳥居があるか?などをお話しさせて
頂きたいと帰ってきてから、調べておりました。

鳥居のお話はまた後日。

とても仲の良いご家族でいらっしゃいました。
これからも、どうぞ仲良く、お稲荷様を祀っていってくださいね。
2018.02.13 09:13 | 固定リンク | ご神事
月次祭
2016.09.03


当宮は、毎月3日が月次祭となっております。

今月も今日が、3日。
先ほど、月次祭を執行してきました。

今回は、いろいろな現象を感じることができて、びっくりしています。
これは、今月本祠にて中祭のご奉仕に行くことの予感でしょうか?

ここのところ、大祓詞が夢の中によく出てきます。
これも予兆なのか?はたまた、そろそろ収穫祭などの秋祭りの季節に
入ったからなのか?よくはわかりませんが(-_-;)

さて、ここで告知を一つ。
先ほどもチラっと書きましたが、東京世田谷桜新町に当宮の本部(大教庁)が
あるのですが、こちらで、今月17日に秋季中祭が執り行われます。
私もとある神事のご奉仕に行っておりますので、よろしければ、お越しくださいませ。

詳しくは、神習教大教庁(TEL:03-3429-0825)までお問い合わせ下さい。
親切丁寧に対応してくれると思います。
2016.09.03 16:36 | 固定リンク | ご神事 | コメント (0)
お盆
2016.08.13


こんにちは。
今日は、迎え盆ですね。神道では、そんなに意味がありませんが...。

当宮では、歴代の宮司の皆さんといっても、家族運営しているので、
私にとっては、祖父・祖母たちの祖霊祭を行ってきました。

毎年この8月13日が祖霊祭の日となっているからです。

体を清めて、白衣白袴を身に着け、行ってきました。

歴代の宮司さんの奥様の中には、尼さんがいたりとちょっと不思議に
思ったり(@_@)、そんな当宮ですが、無事に祖霊祭も執行できました。


午前中から、ご神饌(お供え物)の準備やら、霊殿の掃除をしていたのですが、
私で、6代目になるみたいです。←神主として。

5代目が、ちょうど私の祖父・祖母にあたり、その子供たちは、県外で神主を
していたり、はたまたサラリーマンをしていたりするので、孫の私が当宮の
宮司として、就任したわけです。
なんだか不思議な縁だなぁって、思いませんか?
でも、私の所属している神習教では、結構ありがちなパターンでもあります。
おじいちゃん、おばあちゃんが宮司(教会長)をしていて、あいだが空いて、
孫が就任する。

なんででしょうね~???
そういう回り道をした方がよいとのことなのでしょうか?
ちょっと、謎です。

2016.08.13 17:20 | 固定リンク | ご神事 | コメント (0)
地鎮祭と書いて何と読む?
2016.07.30


【地鎮祭】と書いて、普通は「じちんさい」と読みますよね?
ですが、私たち神職は、これを「ところしずめのまつり」と読みます。
私も若いころは、何にも知らなくて、勉強していくうちに、「ところしずめ」と
読めるようになりました。若き至らぬときの自分に反省m(__)m。

さて、急になぜこんなタイトルを付けたかというと、先日親戚の大工さんより、
地鎮祭のご依頼があったからなんです。気心の知れた大工さんだったもので、
神饌(お供え物)の準備の手配や、竹などの準備のお願いをし、当日お迎えまで
出して頂き、執行してきたわけです。

神事準備として、お三方に神饌をのせ、祭壇に設置。
竹4本の周りに巻いてある縄に四垂を取り付け。神事道具の設置。
こんなところでしょうか?

そして、地鎮祭の執行です。
四方八方祓清めなどの諸儀を終わらせ、最後に祭壇に上がっているお神酒を
施主さん、施工主さんなどに飲んでいただくのですが、今回は、大人の人数と
同じくらいお子様がいらっしゃったので、こちらからお持ちしたお神酒用の杯が
足らなくて、仕方なくお子様たちには、紙コップで対応させて頂きました。
ごめんね。
もちろん、お子様たちにはお神酒をあげることはできないので、祭壇に上がった
水玉に入ったお水を飲んで頂くこととしました。

私が何を言いたくて、お神酒を飲む(献酒ばいたい)ことを書いたのか?
これは、一般的には、大人の方のみが行うような神事のひとつになっているかと
思うんですが、これからお家を建てて、自分たちが暮らしていくために、
土地の神々様に許可を得て、安全無事に工事に着手するための神事。
だからこそ、家族全員で乾杯した方が、子供たちも忘れちゃうかもしれないけど、
こころに何かしろ残ってくれればいいなぁという私からの気持ちなんです。

だから、大人も子供も飲み物は違ってもみんなで乾杯。
それが大事だと思うんです。
なかなか、そこまでする神職もいないと思うんですが、本当はそうやってほしい。
いや、そうあってほしいと思います。でなければ、神様への感謝の気持ちや
さっきも書きましたが、家を建てるってことの重大さ。などを感じ取ってほしいと
思うわけです。お子様は、何かやってるって思うだけだと思うんです。
でも、なかなか一般の人でも経験できない人生の通過儀礼なんだと思うんです。

さて、そんなこんなで地鎮祭が終わり、送迎をしてもらっているときに、大工さんと
お話ししていたのですが、「自分は司会進行がうまくできないし、お子さんへの
対応もうまくできなくて、神主さんありがとうございました。」って言って下さった
んです。私は、「そんなことないですよ。できることを私はしただけですから。」と
言って、私の神々様方のお話しをする際のことを大工さんにお話ししたんです。
大工さんはうんうん。と聞いて下さりました。


今回は、
ご神事に対する気持ち。
ご神事を行うものの気持ち。
そのようなことが少しでも伝われば嬉しいと思い、書き残してみました。

2016.07.30 09:37 | 固定リンク | ご神事 | コメント (0)

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